プログラム作法:イベントドリブン


 

保護者の方へ

 micro:bitで作るプログラムのスタイルについて

 

古いタイプのプログラミングでは、

 プログラム開始

  1つづつ処理は上から下へ流れる

 プログラムの終了

というスタイルでした。

現在の一括処理用業務用プログラムは、今でもこのようなスタイルで作られています。

 ですが、micro:bitなどハードウエアを扱うマイコンでは、

「イベントドリブン」形式のプログラミングを行うことが多いです。

 

   参考サイト

 

 

左の画面のように

「何かが発生した時」をきっかけに、対応する処理を記述していきます。

例えば「Aボタンが押された時」「無線で受診した時」などです。

 

逆コの字の形をしたブロックの中に処理ブロックを挿入し、プログラムを完成させます。

「ボタンBが押された時」などのように、内包されたブロックは昔ながらの「上から下」へと実行が進みます。

 

少し特殊なブロックがあります。

 「最初だけ」はプログラムが起動した時に一回だけ実行されるブロック

 「ずっと」は起動後動き続ける処理を入れます。

 これらは新規プログラム(プロジェクト)を生成した際には標準で組み込まれています。(必要がない場合は削除しても問題ありません。)

 

これらのブロックをマウスで動かし組み立てることでプログラムを作成します。

従って文字を手で打ち込む形式(エディタ使用)のプログラミングスタイルと違って、打ち間違いによるミスやあり得ない組み合わせから生じる不具合(バグ)は最小限に押さえることができます。

 

参考:Windowsのプログラムも同じように「ボタンがクリックされたら」とか「文字が入力されたら」「メッセージが届いたら」などという同じ方式のプログラミングを行います。